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初代が建築設計事務所を昭和27年に開設してから早70年を迎えようとしております。
建築士法が制定されてから福島県で最初に一級建築士の試験で合格した二人のうちの一人が開設者の木村長壽です。
今のようにインターネットで情報を得ることができない時代に、東京へ講習会に通ったり、本から情報を集めたり試行錯誤の中で地元の公共建築をはじめ寺社仏閣や民間建物など数々の建物を設計してまいりました。パソコンもコピー機も無い時代。図面を感光紙へ焼き付けるのも太陽に天日干しだったそうです。
“設計事務所は顧客の代理人である。顧客に最大の利益をもたらし、副産物として自らの生きがいとなるレベルの高い設計を、顧客の財力と業界の力で実現する役目を担っている”
先代の言葉です。何もかも手作業で設計を進めていた時代から、時が移りコンピューターでの設計に変わっても私たちの目指す設計の姿勢は変わりません。建物の安全性や使いやすさだけではなく、建築にかけられるコストや時間に合わせて最善のお手伝いをさせていただき、お客様に満足していただくことが私たちの喜びです。これからもより良い物創りを目指して歩み続けてまいります。